来店前に把握している情報
今回訪れたのは船橋市にある「牛徳」さん。来店前に調べてみると、口コミ情報ではみんな口をそろえて「ランチがおいしかったです」。というわけで、今回は評判のランチを目当てにお昼時に行ってみました。
お店の外観
今回訪れた町の名前は「中山」。船橋市と市川市のちょうど境目にあり、JRの「下総中山駅」と、京成線の「京成中山駅」の間に商店街が広がります。京成中山駅の北には山へと伸びる参道があって、そのてっぺんには超大きなお寺があります。
牛徳さんはそんな街の二つの駅の間にある商店街にありました。どちらの駅から降りても同じような距離ですが、京成線体と大通りを渡らないといけなくなります。
お店はこちらの建物の2階。
お店の前は落ち着いた雰囲気で、どこから音楽も聞こえてきて、なんだか喫茶店に来た気分。
店内の雰囲気
一人で行ったのですが、テーブル席に通されたのでカウンター席はどうやらない模様。
中山という町は決して大きな町ではなく、住宅街の中の商店街といった雰囲気。決して立地に恵まれているとは言えない中で、お店の中にはお客さんがいっぱいいました。平日の昼間、焼肉というジャンルにもかかわらず。
とはいえ、決して騒がしくなく、みなさんお上品い焼肉をいただいていました。
こちらのお店はガスでお肉を焼きます。鉄板の真ん中よりも両端の方がよくお肉が焼けます。
メニュー
こちらはランチメニュー。種類が豊富なうえ、値段もお手頃です。
こちらはディナーメニュー。
こちらは通常メニュー。もちろん、ランチタイムでも注文できます。
今回は「国産牛カルビランチ」を注文することに。値段は880円!
オーダーに対する評
というわけで、国産牛カルビランチが入場しました。
ご飯とカルビのほかにも、キムチとポテトサラダ、スープがついてきます。
この付け合せ達が実は実力者。
キムチはピリ辛で、ポテトサラダは少し塩っけがあり、わかめスープはコクがあっておいしい。
キムチを食べたら辛いからご飯を食べたくなり、ご飯は味が薄いからとポテトサラダを食べ、ポテサラはしおっけがあるからスープを飲みたくなる。スープを飲むとまた辛い物が食べたくなってキムチに箸が……。
箸が止まらない! なんというチームプレー! まさに定食の侍ジャパン!
さて、カルビランチの主砲・カルビはあとでじっくり語るとして、まだまだおなかには余裕があります。
そこで延長戦に突入! 「国産肉切り落とし」を注文しました。
注文時に「たれか塩か」と聞かれたので、塩で注文。
焼きあがったお肉に、たれをちょっとつけて頂きます。
歯ごたえのあるお肉をかみしめると、塩とたれの絶妙のバッテリーが口の中に広がります。う~ん、たまらん!
デザートはアイスクリーム。バニラとストロベリーのミックスです。
こちらもバニラの甘みとストロベリーの酸味がバッテリーを組んでいておいしかったです。
総合的な感想
ランチは一つ一つの味がバラバラではなく、あれを食べたらこれを食べたくなる、という絶妙なチームプレーでした。値段もお手頃です。この値段で焼き肉とランチを楽しめるなんて!
イチオシメニュー
イチオシは何と言っても主砲・カルビ!
これだけカルビが多いと、打順が大切です。どのカルビが一番おいしいのか、しかりと見極めましょう。
けっこう分厚いのも多く、じっくりと焼きます。
さあ、主砲・カルビが仕上がりました。早速いただきましょう。
う~ん、柔らかいこれで880円とはお手軽ですなぁ。
このカルビが素晴らしいのは決してスタンドプレーはしないということ。
カルビを食べたらご飯をはじめ、キムチやポテサラが食べたくなり、スープが飲みたくなる。カルビを含めランチのすべての食材が、他の食材たちと補い合って促しあって、一つのランチを生み出しているのです。
まさに焼肉ランチの侍ジャパン。チーム一丸でつかみ取った勝利でした。
お店の基本情報
住所:船橋市本中山2-18-1
アクセス:JR総武線下総中山駅北口・京成線中山駅からともに徒歩3分
営業時間:ランチ 11:30~15:30(L.O.14:30)
ディナー 17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:年中無休
電話番号:047-335-0003