来店前に把握している情報
今回お邪魔したのは、船橋駅前のお店「焼々」。「内臓専門店」を銘打っている、ホルモン自慢のお店です。事前調査ではどうやら居酒屋風の焼肉屋さんで、ホルモンだけでなくサイドメニューの「ガーリック焼そば」も評判なんだとか。今回はそんな「焼々」さんに行ってきました!
お店の外観
「焼々」があるのは船橋駅前。この辺りは大通りから一歩路地に入ると、複雑に入り組んだ飲み屋街が広がっています。
以前お邪魔した「遊煌」さんは、JR船橋駅と京成船橋駅どちらからも同じような距離でしたが、今回お邪魔する「焼々」は京成船橋駅から歩いたほうが違いです。
何と言っても、京成線のガード下にあるんですね。ちょっとわかりづらい所にありますが、場所さえわかれば徒歩1分でつきます(住所だけを頼りに捜した僕は、30分船橋の町をさまよいました)。
隣は海鮮が売りの別のお店です。間違えないように。
店内だけでなく、外にも席があります。超強力ストーブで温めてくれるので寒い日でも大丈夫。
それでは、のれんをくぐってみましょう。
店内の雰囲気
店内は居酒屋風の作りです。カウンターがあって、10人ぐらいが座れるテーブルが3つ。店内は常に込み合っていて、ほとんど空きがありませんでした。家族連れや恋人同士・友人同士から、一人焼肉を楽しむ人まで、客層は様々。まさに焼肉居酒屋です。
カウンターの上には七輪。炭火でじっくりとホルモンやお肉を焼いていきます。ゆっくりとお酒やおしゃべりを楽しみながら食べたい人にうってつけです。
メニュー表
内臓専門店ですが、ハラミなどの普通のお肉も置いてあります。いずれもお値段がリーズナブル。ここはホルモンメイン+ハラミを注文してみました。
居酒屋の楽しみと言えばサイドメニューです。事前情報で出てきた「特製ガーリック焼ソバ」と、「大人気」と書いてあるもやしビビムバを注文してみました。
オーダーメニューに対する評
ホルモン
今回頼んだホルモンは、子袋とガツ。
こっちの画像の方が違いが分かりやすいですね。真ん中と左が子袋、右がガツです。
子袋は形がいびつなので、焼くのが難しいうえ、たまに「パンッ!」と音を立てて破裂します。びっくりしますが、何かが飛んでくるわけではないので安心してください。
ホルモンが苦手な人は臭みがダメという人が多いですね。実は僕もあまり得意ではないのですが、この店の子袋はホルモン独特の臭みがほんのりとした風味を醸し出し、「ホルモンのあの臭みがちょっと……」というひとでもイケちゃう味です。
一方のガツは程よい歯ごたえ。
お店備え付けのお塩との相性が抜群です。
ハラミ
ホルモンだけではありません。一緒に頼んだハラミもとてもおいしいのです。
お肉にすでに下味がついているので、何もつけずにそのまま食べてもおいしい! 脂がのっていてとても柔らかく、ホルモンとはまた違った食感を楽しめます。1切れが分厚いので、炭火でじっくり焼きましょう。ハラミがじっくり焼けるのを待つのもまた、粋なものです。
もやしビビムバ
サイドメニューの「大人気」もやしビビムバ。
こんな缶が一緒に届きました。
ふたを開けてみると中にはタレとスプーン。
ということは、当然スプーンですくって、
ビビムバにかける!
このたれが実は結構ピリ辛。ちょっとかけただけで十分ビビムバを楽しめます。うっかりびちゃびちゃかけちゃうと、口内大発火状態になってしまうので気をつけましょう(経験者は語る)。
総合的な感想
ホルモン、お肉、サイドメニュー。さらにお酒といろいろ豊富です。炭火でじっくりと焼ながら、お酒やおしゃべりを楽しみたい人にぴったりです。店員さんも忙しいにもかかわらず対応がよく、気分よくお食事することができました。
イチオシメニュー
今回のイチオシメニューはお肉ではなくサイドメニューから。
来店前から気になっていた「ガーリック焼ソバ」です!
焼ソバというよりはイタリアンみたいな見た目。チーズもかかってますますイタリアンみたいです。
てっきりガーリックのパンチがきいた男の料理だと思って口にれてみると、驚きました。
ハーブの風味がする!
ガーリックの風味ももちろんあるのですが、ハーブ、そしてチーズの風味も口の中に広がります。ガーリックは決して主張しすぎず、他の風味と見事に溶け合うのです。まさに三風味一体!
食べれば食べるほどやみつきになる味です。このガーリック焼ソバだけを食べにこの店に来てもいい、と思えるくらいに、また食べたい料理でした。
お店の基本情報
所在地:船橋市本町4-45-13
営業時間:月・水~土・祝前日 17:00~23:00(L.O.22:30)
日・祝 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:火曜日
電話番号:050-5281-0848